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経営者のためのマーケティング入門[1] Web上で製品・サービスを販売すること

経営者のためのマーケティング入門[1] Web上で製品・サービスを販売すること

マーケティング

SNSやスマートフォンの普及に伴い、情報を得る手段はテレビや新聞などの従来の広告からインターネットへと移行しています。企業によるWebマーケティングの導入は加速し、インターネット広告の需要は高まっています。 

そこで、今日のビジネスに特需のあるWebマーケティングについて、経営者のWebマーケティング入門 と題し、経営者の皆様に生産性のあるWeb広告の戦略についてご紹介していきます。第1弾は、「Web上で製品・サービスを販売すること」について、事前に抑えておきたい基礎知識をご紹介します。

はじめに

Web上で製品・サービスを販売するとは、顧客に商品を勧める販売活動を全てオンライン上で行うことです。実際に購入・契約に結びつけていくためには、顧客の好みやライフスタイルに合った提案と紹介方法で興味を惹く必要があります。
Web上の集客方法は主に、Webサイト制作、検索エンジンやリスティング広告、アフィリエイト広告、SNS広告などがあります。これらの広告手段を通して、年齢・性別や地域、趣味趣向といった細かなターゲティングが求められます。

Webマーケティングに広告戦略が必要な理由

Webマーケティングに細かなターゲティングが求められるのは、従来の宣伝要素との間に大きな違いがあるからです。

テレビや新聞を通した宣伝は、不特定多数に情報を拡散することが可能です。すなわち、細かなターゲティングを行わなくとも、大勢の人数をターゲットにした情報の発信が行われます。
一方で、Web上では「検索」に紐付いて広告を打ち出します。そのため、特定の話題やワードに関する検索を行った人に効果的に広告を表示するために、Webサイト内への顧客の誘導の仕方などに工夫を凝らす必用があります。

Web上での商品販売を考慮した経営戦略

これらの特徴を踏まえて「Web上での製品販売を視点にした経営戦略」を立てる必要があります。
どんなに素晴らしい商品でも、Webに特化した販売戦略を組むことができなければ、結果的にターゲットに広告は埋もれ、リーチされないからです。

ここで、実際に商品サービスを販売すると仮定して考えてみましょう。例えば、新商品の漢方をオンライン上で販売します。現在漢方は再度注目を集めており、オンラインでの漢方調剤薬局や、販売サイトなどと活発化しています。
このような競争率の激しい市場で、新商品の漢方を販売するには、他社にない経営戦略と宣伝を確率する必要があります。漢方の生産国、効果、販売方法、アフターケアなど他社製品に負けないポイントを効果的にアピールする必要があるのです。更に、商品開発の段階で、商品名・販売路線・ネーミング・パッケージデザインなどを、Web上で効果的にターゲットに届けるための詳細な設定が求められます。

これらのプロセスは漢方に関わらず、Web上で販売するすべての商品に共通します。広報活動は市場調査と、目的を明確にしたゴール設定を主軸とすることが重要なのです。そのため、自社の製品がデジタルマーケティングに向いているかを、戦略的に分析し、改善策を策定、トライアンドエラーを繰り返す必要があります。競合他社の製品に埋もれないネーミングや販売路線を確立し、戦略的な宣伝活動を行いましょう。

包括的なコミュニケーションが鍵になる

他方、上記の要素を集約し効果的な広告を打ち出すには、商品・サービスに関するノウハウを得ていることはもちろん、Webマーケティングに関する優れた知識と経験が鍵になります。
戦略的かつクリエイティブな思考力を持つ人材、Webマーケティングに関する豊富な知識を有する人材、広告の制作・運用ができる人材などが求められます。立案された販売戦略を具現化するために、戦略の立案段階から制作メンバーとコミュニケーションをとることが肝要であるからです。

社内に広報・制作チームがなく、外部への依頼を検討している場合には、上記の要素を横断的に対応しているか否かにも着目してみてください。そうすることで、Web上で製品をより有効に販売することができるでしょう。

また、私たちオキーフはこうしたPR施策にワンストップで対応しています。Webマーケティングを導入したいと考えている、Web広告やサイトの運用に課題を感じる経営者の皆様のお悩みをお聞かせください。御社と一緒に走りながら、御社の広告・広報のお手伝いをいたします。まずはぜひお問い合わせいただけたらと思います。

次回、第2弾では「ターゲットとキーワード戦略による商品企画・商品の売り出し方」について更に詳しくご紹介していきます。

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